個人再生の流れを3ステップで解説

個人再生の流れは、申し立ての準備・申し立て後の手続き・返済の3ステップに大きくわけられます。

その中で本人がやらなければならないのは、申し立ての準備で必要な書類を集めること、個人再生委員との面接を受けること、実際の返済をすることなどです。

個人再生の流れ1:申し立ての準備

まず弁護士や司法書士と事前相談をして借金や収入の状況などを伝え、個人再生が最適だということになったら弁護士などと正式な委任契約を結びます。

委任契約を受けた弁護士などが、会社側に「受任通知」を送り、個人再生が完了するまでの間、返済が一時的にストップします。この期間に弁護士費用などを分割で支払うことになります。

その後、弁護士などから会社側へ取引履歴の開示請求が行われ、引き直し計算によって借金額が算出されます。

また、申し立てに必要な書類を集めて弁護士などに渡し、申立書の作成をしてもらいます。

個人再生の流れ2:申立から再生計画の認可まで

申し立ての準備が整ったら、裁判所に申立書と必要書類を提出します。ここからは東京地方裁判所の例になりますが、申し立てをすると「個人再生委員」が選出されるので、個人再生委員との面接を受けて申立書の内容を確認します。

その後、裁判所から個人再生手続の開始決定が出され、同時に「積立トレーニング」または「履行テスト」と呼ばれる、返済資金の積み立てが始まります。

また、会社側に借金額の確認が行われ、必要に応じて修正が行われます。借金額が確定したら、返済プランである「再生計画案」を作成して裁判所に提出します。提出された再生計画案を認めるかどうかが問われ、会社側から書面で決議が出されます。

裁判所が再生計画案を認めれば「再生計画の認可決定」、認めなければ「再生計画の不認可決定」が出され、約1カ月後に決定が確定されます。

個人再生の流れ3:返済

再生計画の認可決定が確定してから1カ月後に、再生計画に従った返済が始まります。ここで返済ができなくなると個人再生での借金減額がなしになってしまうので注意してください。

ただし、病気・事故・失業など返済が苦しくなる事情が発生した場合は、裁判所に申し出ることで返済期間を最長5年まで延長してもらえます。

まとめ

個人再生の流れとしては、まず事前相談をして個人再生が最適だとなったら委任契約を結び、借金額の確認や必要書類を集めるなど申立書の提出準備をします。

申し立て後に本人がやらなければならないは、個人再生委員との面接に行くことや積立トレーニング・履行テストと呼ばれる積み立てを行うことです。

その後再生計画案の提出や認可・不認可決定という流れを経て、最終的に個人再生が認められたら、認可決定の確定から約1カ月後に返済が始まります。

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